クルーズ旅行2日目、今日はモンテネグロのコトルに寄港します。
正直に言うと、私の今回のメイン目的地は「サントリーニ(ギリシャ)」と「ドブロブニク(クロアチア)」なので、コトルに対する思い入れは少ない。
しかし、添乗員の方から、
「ドブロブニク好きなら、コトルも楽しいですよー!」
と随分勧められたので、少なからず期待値は高まります。
そうこうしている内に、モンテネグロが視界に入ってきました。のどかな雰囲気を感じます。
昼過ぎからテンダーボードでコトルへ
コトルへの入港は14時。
個人の参加者は、テンダーボード(寄港するための小舟)の整理券を入手するために午前中から並ぶ必要があるのですが、ツアー参加者は必要ないとのこと。
このあたりは本当にありがたいですね。
メインダイニング「アクア」に集合して、10分少々でテンダーボード乗り口に進むことが出来ました。
ちなみに、テンダーボードはこんな感じ。
小さく見えますが、このタイプで40人くらいは乗れます。
コトルの港までは15分ほど。
船酔いの心配もしていたのですが、座席も安定してますし、耐えられないほどではありませんでした。
城壁に囲まれた街「コトル」
コトルは、街全体がユネスコの世界遺産に登録されています。
そのため「◯◯を見に行く」よりも「街全体の雰囲気を楽しむ」が観光のメインになるようです。
添乗員の方に連れられて、港から15分ほど歩いてコトルの入り口に向かいます。
コトルは城壁に囲まれた小さな街です。
そして、城壁の後ろ側は山になっていて、その山から見えるコトルの景色が絶景だと言われています。
よって、コトルの楽しみ方は主に2つ。
- 山に登って、コトルを見下ろす
- コトルの街中で、雰囲気を楽しむ
私たちは両方を実行することにしました。
ちなみに、両方合わせても4時間あれば充分です。
城壁に登ってコトルを見下ろす
街の入り口から10分ほど歩くと、早くも街の端っこ、裏山の入り口に到着します。
入山料は1人8ユーロ(うろ覚え / 現金のみ)
裏山には2ヶ所の展望スポットがあり、中腹なら「片道20分」頂上なら「片道40分」くらいでしょうか。
そんなに険しい山道ではないので30歳の健康的な男女ならばスニーカーで普通に登れますが、同じツアーの年配の方は途中でギブアップされていました。
私たちは街での観光時間を確保するために中腹でUターン。中腹からでも景色は最高でした。
山道の途中には、露天商のおじさんたちがペットボトルの水(5ユーロ)を売っています。
ただ、コトルの街中なら1ユーロで買えるので、登山口までに買って行くのがおすすめです。
コトルの街並みを存分に楽しむ
コトルの街並みは「プチ・ドブロブニク」と言った印象です。
ドブロブニクと言えば「魔女の宅急便」や「紅の豚」などの舞台として有名ですが、コトルも似た雰囲気を感じます。
いたるところに犬や猫がいます。
猫はともかく、犬が放し飼いって日本じゃなかなか見られませんよね。しかも、けっこうでかい。
街の「観光場所」としては、あちこちにある教会が挙げられます。
裏山の中腹にもあり、出入りは自由。それぞれの教会に特徴があるので、建造物が好きな方は楽しめると思います。
街中で食べられるものでは「ジェラート」がおすすめです。
いたるところに1,2ユーロで売っているんですが、めちゃくちゃ美味しい。ここでジェラートの美味しさに気づいてしまったため、各寄港地でジェラートの食べ比べを始めるようになってしまうほどです。
コトルのトイレ情報
忘れてはいけないのがトイレ情報です。
コトルの街中には公衆トイレを1つしか確認できませんでした。街の入り口を入って右側の道を進み、1つ目の路地を左側に真っ直ぐ進んだところにあります。
入り口には見張りのおばちゃんが待機しているので、50セントを渡すことで中に入ることが可能です。
あまり綺麗なトイレではないので、街中でレストランやカフェを利用するのであれば店内のトイレを借りた方が良いでしょう。
船に戻って3日目へ
「14時入港、20時出航」というタイトなスケジュールにも関わらず、コトルを存分に楽しむことが出来ました。
話には聞いてたんですが、めちゃくちゃ小さな街なんですよね。
端から端まで走ったら2,3分でたどり着きますし、万が一、道に迷っても手当たり次第に歩いていれば入り口に戻れそうです。
晩御飯はビュッフェで食べて、明日は終日航海の日です。
【1日目】
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コトル(モンテネグロ)
【3日目】
終日航海日
【4日目】
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コルフ島(ギリシャ)
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ヴェネチア(イタリア)