クルーズ船内における不安要素に「水」と「食料」を挙げる人は多い。
特に「水」の問題は切実です。
日本船ならば水道水を飲むことも出来ますが、外国船だとそれも難しい。1日くらい飲めなくても死ぬことはないものの、せっかくのクルーズ旅行で水分が取れないことは非常にストレスです。
しかし、心配することはありません。
ノルウェージャンクルーズは非常に親切な船です。
「水」も「食料」もタダでいくらでも手に入れることが出来ます。
もくじ
船内における水の入手方法
船内には「無料の水」と「有料の水」が存在します。
【無料の水】
- レストランの水
- 水道水
【有料の水】
- カフェ,バーのペットボトル
- ルームサービスのペットボトル
1つずつ見ていきましょう。
【無料】レストランの水
ノルウェージャンスターでは、全てのレストランにおいて水は無料です。
そのため、無料で食事ができる、
- 12階ガーデンカフェ(メインビュッフェ)
- 12階トップサイダー バー&グリル
- 8階オーシーハンズフッド バー&グリル
- 6階ベルサイユレストラン
- 6階アクアレストラン
などに行けばタダで水分を確保できます。
特に、「12階ガーデンカフェ」は非常に利用しやすい。
全体がビュッフェ形式なので、営業時間内(AM6時〜PM11時)であれば自由に出入りすることが出来ます。
加えて、複数のソフトドリンクがセルフサービスのため、出向きさえすればいくらでも水を確保できるのです。
一応、規則上は「持ち出し禁止」ですが、コップや水筒に入れて部屋に持ち帰っている利用者はたくさんいました。
スタッフの方も気づいていましたが、黙認状態のようですね。
【無料】水道水
実は、そもそもノルウェージャンスターの水道水は「飲料水」になっています。
しかし、海外基準の「飲料水」のため、日本人には合わないことも多い。そのため、日本の旅行会社から申し込まれた方は、旅行会社の方から「絶対に飲まないように」と念を押されます。
緊急時以外は飲まない方が良いでしょう。
【有料】カフェやバーで注文するペットボトル
カフェメニューの中には「ミネラルウォーター(1L)」が含まれています。
価格は約4ドル。
1Lの水としては割高ですが、船内で購入するペットボトルとしては最安値になります。購入できるカフェ、バーは以下の通り。
- 14階スカイハイバー
- 13階シュガーケーンモヒートバー
- 12階スパイスH2O
- 7階アトリウムカフェ
- 7階ブリスラウンジ
- 7階5オクロックバー
基本的には船内のカフェ、バーならどこでも購入可能です。
最もアクセスしやすいのは、船の中央に位置する「7階アトリウムカフェ」ですね。
【有料】ルームサービスのペットボトル
船室には冷蔵庫が設置されており、ペットボトルの水が標準装備されています。
価格は5.5ユーロ。
最初の1本は置いてありますが、2本目が欲しい場合はルームサービスで注文する必要があります。
船内における食料の入手方法
船内での食料の入手方法も容易です。
そもそも、大半のレストランがPM10時まで営業しているため、手間さえ惜しまなければ空腹に苦しむことはありません。
また、「気軽にお腹を満たせる場所」として、
- 12階ガーデンカフェ
- 8階オーシーハンズ
- 7階トレードウィンズ免税店
この3つを紹介します。
【12階】ガーデンカフェ
先ほども紹介しましたが「ガーデンカフェ」はメインビュッフェになります。
ビュッフェ形式のため、食料も水も全てセルフサービス。極論、ビュッフェに入ってから、誰とも話さずに食事をすることが出来るのです。
営業時間もAM6時〜PM11時と非常に長いため、食事の中心はここになります。
【8階】オーシーハンズ
「オーシーハンズ」は、船内唯一の24時間営業レストランです。
外国人スタッフとのコミュニケーションは必要ですが、日本語メニューもあるため過度に心配する必要はありません。
【7階】トレードウィンズ
「7階トレードウィンズ」は船内に存在する免税店です。
基本用途は「ブランド品」や「お土産」の販売ですが、一部のスペースには、
- クッキー
- チョコレート
- ポテトチップス
などのスナック類が販売されています。
営業時間は日によって異なりますが、PM11時までは空いていることが多いので、小腹を満たす程度ならばスナック類で充分です。
ちなみに「オレオ」や「プリングルス」「ハリボーグミ」などの日本人にも馴染み深いスナック類も見かけました。
まとめ
船内での「水」や「食料」は、さほど心配する必要がありません。
無料で何度も利用できるメインビュッフェ「ガーデンカフェ」の場所だけはしっかり把握しておきましょう。