ノルウェージャンスターには、大きく分けて5つの部屋が存在します。
- スイート
- ミニスイート
- バルコニー付き客室(人気)
- 海側窓付客室
- 内側窓なし客室
全体の8割は3〜5の部屋で構成されており、大半のツアー客が滞在しています。
ここからは、私も宿泊した「バルコニー付き客室」を詳しく紹介していきます。ちなみに、「スイート」と「ミニスイート」を除く3つの客室のアメニティは同じです。
人気のバルコニー客室の紹介
バルコニー付き客室は「シティホテルのダブルルーム」のような印象です。
- クイーンサイズのベッド
- 2人掛けのソファ
- テレビ台
- 化粧台
以上が部屋の中に収まっており、2人で生活する分には全く不便がありません。
ちなみに、スーツケースはベッドの下に収納することが出来ます。
バルコニー
バルコニーには2つの椅子と小さなテーブルが置かれています。
正直言って、めちゃくちゃ気持ち良いです。見渡す限りの水平線を常に眺められますし、ここでパートナーの方とお酒やコーヒーを楽しむのも良い。
デッキに出て似たような空間を探すことも出来ますが、やはり「プライベートなバルコニー」の存在は大きい。
バルコニーなしの部屋に比べると20%ほど価格は上がりますが、予算に余裕があるのなら是非こちらを選んでみてください。
洗面所
洗面所のアメニティは必要最低限です。
- フェイスタオル×2
- バスタオル×2
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- ハンドソープ
- 清潔なコップ
- ドライヤー
これだけ。そのため、必要なものがある方は、必ず日本から持っていくようにしてください。
シャワールーム
シャワールームにはバスタブがない簡易仕様です。
日本のホテルに比べると水圧はやや弱いものの、「最低限の水圧」と「温度調節」に問題はありません。
一応「シャンプー」と「ボディーソープ」は揃っていますが、質が良いとは言い難い。よほど気にしない男性以外は、自分で持って行った方が無難です。
また、上部には洗濯ロープが伸びています。
1.5mほどの短いロープですが、「Tシャツ」や「下着」くらいならば1日干しておけば充分に乾きます。
室内には大量のハンガーがありますが、洗濯ピンチはないので小さなものを持参するのがオススメです。
コンセント
船内には日本製コンセントを含め、4つの充電ポイントが存在します。
- A型110Volts(日本製が使える)
- G型220Volts
- SE型Volts表記なし
- USBタイプA
少なくとも、日本製アイテムをそのまま使えるコンセントが必ず1つは存在するので、過度に心配する必要はありません。
もし、2つ以上のコンセントを使いたいのなら「G型」や「SE型」にマルチプラグを差し込んで日本製コンセントを挿す必要があります。ちなみに、SE型にVolts表記はありませんでしたが、マルチプラグを利用したiPhoneが問題なく充電できました。
近年のスマートフォンやデジタルカメラは全世界共通仕様のため、差込口さえ変えれば変圧器が必要ないのでありがたいですね。
また、「延長コードの利用は辞めた方が無難」だと添乗員の方からアドバイスを頂いています。
冷蔵庫(ミニバー)
冷蔵庫には複数の有料ドリンクが常備されています。
- ジンジャーエール
- セブンアップ
- レッドブル
- ペプシコーラ
- ミネラルウォーター
などのソフトドリンクに加えて、
- ハイネケンビール
- コロナビール
- ジャックダニエル
- ウォッカ
などのアルコール飲料も揃っています。利用した場合、清掃のハウスキーパーが自動で清算してくれますが、補充は入りません。常備ドリンク以上が欲しければルームサービスを頼む必要があります。
また、絶対必要な「飲料水」の簡単な入手方法は以下のページで詳しく解説しています。
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無料コーヒーサービス
コーヒー、紅茶に関しては無料です。
こちらを利用した場合はハウスキーパーが補充を行ってくれます。
まとめ
ノルウェージャンスターのバルコニー客室は快適な部屋です。
ものすごく豪華なわけではありませんが、最低限の装備は揃っていますし、清潔感も問題ない。
クルーズライフの本拠地として満足できる作りになっています。