ノルウェージャンスターに乗船する際、1人1枚「クルーズカード」が配られます。
このカードは、ただのカードではありません。
身分証明証からルームキー、支払いにいたるまで、船内におけるあらゆる場所で活躍する最重要アイテムです。絶対になくさないようにしてください。
もくじ
クルーズカードの役割
船内における大抵のことはクルーズカードを使って行います。
代表的な使い所は4つ。
- 身分証明書
- 部屋のカードキー
- 支払い時の提示
- 乗船 / 下船の手続き
1つずつ詳しく解説します。
身分証明書
航行中は「パスポート」や「クレジットカード」を持ち歩く必要はありません。
全て「クルーズカード」でOKです。
フロントで何か手続きをするとき、ルームサービスを頼むとき、何か悪いことをして怒られたとき。
全て「クルーズカードの提示」を求められます。
そのため、肌身離さず持ち歩くことを忘れないようにしてください。
部屋のカードキー
自分の部屋は「クルーズカード」がカードキーの代わりになります。
部屋はオートロックですので、室外に行くときは必ずクルーズカードを持って出ましょう。
支払い時の提示
船内での支払いは全てクルーズカードで行います。
流れは以下の通り。
- 注文を伝える
- クルーズカードを提示する
- 渡されるレシートにサインする
この動作はクルーズ中に何度も行います。
寄港地での下船 / 乗船手続き
船からの下船 / 乗船のときは、必ずクルーズカードを機械に通します。
クルーズカードで出入りを完全にチェックし、出航時刻になったときに「◯◯さんがいない!」とすぐに判断できるようにするためです。
ちなみに、いなくても船は普通に出発します。
私が乗船したときは、「同じツアーの日本人が1人帰ってきていない!」と添乗員の方が大慌てでした。結論から言えば、「機械の認識漏れ」だったらしいので、自分のカードがちゃんと認識されているかは出来る限りチェックしておきましょう。
クルーズカードに登録するクレジットカードについて
クルーズカードに登録するクレジットカードは最低でも2枚用意してください。
と言うのも、クレジットカードと上手く連携できないトラブルが非常に多いのです。海外旅行経験が多い人だと分かって頂けると思うのですが、海外のクレカ決済って「原因不明のエラー」が多々起こります。
日本よりもクレカ決済が進んでいるゆえに古い機械が多く、お客様天国ではないため「ダメだ。このカード使えねえよ」で一蹴されてしまう。
そのため、
- 比較的新しいカードを
- 2枚以上持っていく
が基本になります。
比較的新しいカードを持つ
クレジットカードに関して言えば、新しければ新しいほどトラブルが起きる可能性は低い。
小難しい話は省略しますが、クレジットカードの決済システムって「ICチップ(新型)」か「磁気ストライプ(旧型)」を使っています。
海外のクレカ決済は「磁気ストライプ」が多いのですが、この決済システムは「経年劣化」や「磁気不良」を起こしやすい。
そのため、出来るだけ「新しく発行したカード」や「更新したてのカード」が望ましいのです。
2枚以上のクレカを持っていく
どれだけ対策しても「原因不明のエラー」は起こります。
そのため、2枚以上のクレジットカードを持っていくのが基本です。ノルウェージャンスターの公式ガイドでも「2枚以上のクレカを持つこと」を推奨しています。
もし、新しくクレジットカードを作るのなら「海外旅行傷害保険」が付帯しているものがオススメです。
基本的には「三井住友VISAカード」などのゴールドカード以上のサービスですが、「エポスカード」のように年会費無料で利用できるカードもあるため覚えておきましょう。
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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クレジットカードの解説|公式ガイドでは2種類以上のクレカを持つことが推奨されています
ノルウェージャンスターに乗船する際、忘れてはいけないのが「クレジットカード」です。 公式ガイドブックの「持ち物」の項目では、 パスポート 乗船券 クレジットカード 以上のように、最初から3つ目に並ぶほ ...
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まとめ
クルーズカードは船内で最も大切なアイテムです。
- 身分証明証
- ルームキー
- 支払い時の提示
- 乗船 / 下船の認証
などなど、使い所が多いので、絶対になくさないようにしましょう。
また、クルーズカードに登録するクレジットカードに関するトラブルも、非常に多い。
「なるべく新しいカードを」「2枚以上持っていく」を忘れずに、トラブルに巻き込まれないように注意してください。