ノルウェージャンスターの服装の基本は「リゾードカジュアル」です。
分かりやすく言えば「なんでも良い」のです。
しかし、一部の時間や場所では「スマートカジュアル」が求められる場合もあります。
このページではノルウェージャンスターにおけるドレスコードを完璧に解説します。
もくじ
船内の基本は「リゾートカジュアル」
ノルウェージャンスターの基本方針は「フリースタイルクルージング」です。
【フリースタイルクルージングとは】
"自由"を最優先にしたクルーズ。
食事の時間やテーブルなども決まっておらず、服装も自由でOK。
そのため、船内での服装は「リゾートカジュアル」でOK。小難しく考えなくても、
「なに着てても大丈夫!!」
って考えておけば問題ありません。
極論、「Tシャツ×ハーフパンツ」でもOKです。デッキにはプールもあるため、「バスタオル×水着」でうろちょろしている人もたくさんいます。
ディナーの際も、無料で使える気軽なレストラン、
- ガーデンカフェビュッフェ
- トップサイダーズグリル
- オーシーハンズバー&グリル
などでは何を着ていても大丈夫です。本当に「フリースタイルクルージング」である以上、基本的には服装を気にする必要はないのです。
ドレスコードのときの注意点
上記の画像を見て頂ければ分かるように、公式の発表では「スペシャリティレストランでは少しフォーマルに」を推奨しています。
ここで言う「スペシャリティレストラン」とは、利用が有料になる、
- カグニーズ(ステーキ)
- ラクチーナ(イタリアン)
- レビストロ(フレンチ)
- モデルノ(BBQステーキ)
- 寿司バー(日本食)
- 鉄板焼き(日本食)
この6つ。
また、有料レストラン以外でも「ナイトパーティ」や「夜のバー」などでは、フォーマルウェアの人が増えます。「襟付きシャツ×スラックス」程度の服装でも利用はできますが、私が利用した際のリアルなドレスコードを紹介します。
男性のドレスコード
「ノーネクタイのスーツに、チーフを挿す」が模範回答です。
ヨーロッパ系、アジア系ともに最も多いスタイルでした。チーフはなくても大丈夫ですが、あるとパーティ感が増しますね。
他のパターンも紹介します。
20代,30代の若めの男性ならば「セットアップ×Tシャツ」みたいな格好でも良いですね。
40代以降は「ジャケット×シャツ」の組み合わせが圧倒的でした。
やはり、ジャケットが一着あるとフォーマルスタイルは安定感が増しますね。
ちなみに、高級クルーズ船では「タキシード」が一般的ですが、ノルウェージャンスターでは必要ありません。
繰り返しになりますが、ノルウェージャンスターは「フリースタイルクルージング」を掲げています。
そこまでフォーマルな格好をしている人はほとんどいませんでした。1人だけですかね、私が見たのは。
「考えるのが面倒くせえ!!!」って人は「シャツ×細身のパンツ」くらいでも大丈夫です。
このくらいのラインを守っておけば、どこにいても追い出されることはありません。
女性のドレスコード
やはり、女性の方が様々なコーディネートが見られましたね。
ヨーロッパ系の方は「がっつりラインが出るドレス」が多め、アジア系の方は「フォーマルめのワンピース」といった印象でしょうか。
いわゆる「二次会ワンピース」が模範回答になります。
ワンピースだけでなく、セットアップやパンツスタイルも"あり"です。
本当に、男性はみんな同じような格好でしたが、女性のコーディネートは様々。チャイナドレスの方もいました。
どんな服装でも浮かないと思うので、日本では着づらいアイテムを使うのも楽しいかもしれません。
ドレスコードに関する私の意見
私は心配性なもので、出発前にドレスコードにすごく悩みました。
フォーマル度合いや荷物のバランスなどをいろいろ考えた結果、
【エディフィスのセットアップ】
→3万円。高機能素材で折りたたみ可能でシワにならない。帰国後も仕事着として使える。
【GUのローファー】
→3000円。ぱっと見はちゃんとしたローファー。荷物になるので使い捨て感覚。
この2つを新しく購入して乗り込みました。
結果から言えば、方向性としては大正解。
同じツアー客の方から褒めてもらえるほど楽しく過ごすことが出来ました。
あとで話を伺っていると、やはり皆さんドレスコードには悩まれていたようです。そして、10日ほど航海していて、リアルなドレスコードの実情がわかりました。
面倒くさいなら「襟付きの服」だけでOK
誤解を恐れずに言えば「襟付きの服」さえ着ていれば最低ラインを守れます。
男性で言えば「シャツ」 女性で言えば「ブラウス」でしょうか。
下半身はなんでも構いません。
流石にハーフパンツは不味いですが、普通のロングパンツやスカートならばOK。足元はスニーカー。そのくらいの温度感の方もたくさんいらっしゃいました。
ただ、あくまでも「最低ライン」であることは忘れないでください。
日本人はともかく、ヨーロッパ系の人は「ドレスコード」に慣れているため、スーツやジャケットを着ている人が大半です。「有料レストラン」や「ラウンジ」に近づかないのなら大丈夫ですが、準備するに越したことはありません。
パートナーの意見は確認しておく
夫婦やカップルで参加する人が大半だと思いますが、
「女性はめちゃくちゃ気合い入れてオシャレ、男性は最低限でやる気なし」
って状況が多いです。
そして、少し険悪なムードになってしまいます。だって、女性は服装や雰囲気も含めてクルーズ旅行を楽しみたいのに、男性はそのあたりを理解しづらいから。
もちろん、同意の上ならば構いません。
ただ、もしあなたが男性で、
「シャツだけで良いのか。最低ラインを守れれば良いや」
って考えているならば、パートナーの方がどんなクルーズ旅行を望んでいるのか確認した方が良いかもしれません。
ホワイト・ホットパーティについて
ノルウェージャンスター号では、航海中に「ホワイト・ホットパーティ」というイベントが開催されます。
雑に言えば、
「白い服着てラウンジで盛り上がろうぜ!」
みたいなイベントです。
少し見づらいですが、写真の左側がステージの真ん中。白い服を着ている人たちが踊っているのが分かるでしょうか。
「白い服」を着ていた方が盛り上がりますが、別に必須ではありません。
後ろの方から撮影すると、こんな感じです。普通の服装をしたお客さんがいっぱい写っているのが分かります。
もちろん、全力で楽しみたいのなら「おしゃれな白い服」を持って行ってください。
ただ、ホワイト・ホットパーティのためにストレスを感じる必要はない。「白いTシャツ」や「白いシャツ」があれば充分ですし、別になくても大丈夫です。
まとめ
ノルウェージャンスターでは、日常はどんな服装でも構いません。
Tシャツにハーフパンツでも全然大丈夫。
ただ、「有料レストラン」や「ナイトバー」に行く際には「スマートカジュアル」が求められます。
男性は「シャツ」や「ジャケット」を。
女性は「ワンピース」や「ブラウス」を用意しましょう。