クルーズ4日目、遂にアドリア海を抜けてエーゲ海に突入します。
エーゲ海に入って最初の寄港地は「ミコノス島」です。
ミコノス島はギリシャが誇るリゾート島の1つ。白で統一された街並みが特徴で、「サントリーニ島」と並ぶギリシャの観光地です。
朝日から始まるミコノス島
ミコノス島への入港時間は8時。
せっかくなので、もう一息早起きをして朝日を見に行くことにしました。
「日の出」と「日の入り」の予定時刻は、毎日配られる船内新聞「FREE STYLE DIARY」に書いてあります。
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船内新聞「FREESTYLE DAILY」|船内のリアルタイム情報が載っている新聞です
国内外問わず、大半のクルーズ船では「船内新聞」が毎日配られます。 もちろん、ノルウェージャンスターも例外ではありません。毎日、ハウスキーパーの方が18時〜22時くらいにかけて部屋に届けてくれます。 基 ...
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日の出の時間は「7時16分」 時差ボケもありますが、充分起きられる時間帯ですね。
テンダーボートでミコノス島へ
今日も、前日に引き続きテンダーボートでミコノス島へ向かいます。
大きな港があり、他のクルーズ船との兼ね合いによっては直接入港できることもあるようですが、大抵はテンダーボートを使うことになります。
後から振り返って見れば「コトル(モンテネグロ)」と「ミコノス島(ギリシャ)」「サントリーニ島(ギリシャ)」がテンダーボート、それ以外は直接入港でしたね。
今回もテンダーボートの時間は15分ほど。
何隻ものテンダーボートが絶え間なく往復し続けています。
ミコノス島の港からはノルウェージャンスターが綺麗に見えます。
白を貴重としたデザインは、大海原の上でめちゃくちゃ映えるのでテンション上がります。
白と青の美しい街並み
ミコノス島は空港もあるそれなりに大きい島ですが、
実際に観光するのは、青丸で囲った「ミコノスタウン」だけです。
とは言え、この「ミコノスタウン」にミコノス島のイメージは全て詰まっているので安心してください。
まずは、ミコノス島の代名詞でもある「カトミリの風車」です。
テンダーボードの発着場からは歩いて15分ほどでしょうか。
風車は、ミコノスタウンの端っこにあるため、この片道15分ほどの小さな街を探索するのがメインになります。
有名なサントリーニ島と同じく、白を貴重とした綺麗な街です。
イメージとしては、
- サントリーニは、白い街を眺めて楽しむ
- ミコノスは、白い街を歩いて楽しむ
と言った感じ。
景色はサントリーニの方が綺麗でしたが、中をじっくり探索できるのはミコノス島でしたね。
海沿いのカフェやレストラン
ミコノスタウンは、内陸部はお土産屋や教会が立ち並び、海岸沿いにはおしゃれなカフェやレストランがたくさんあります。
海岸沿いで食べる「シーフード料理」と「白ワイン」の組み合わせは最高です。ギリシャの料理は比較的日本人の口にも合いやすいようで、ツアー参加者の誰に聞いても「美味しい!」とおっしゃっていました。
ただ、値段はかなり観光地価格です。
1人分の「シーフードパスタ」や「ムール貝の酒蒸し」が30ユーロくらいします。やはり、観光客に向けてかなり強気な価格設定をしているらしく、お昼は船に戻って食べている方もいたようです。
船の中で食べておけばタダですしね。
ちなみに、ミコノス島にもあちこちに犬や猫が、
とか思ってたら、ガチョウ(?)までいました。
ミコノス島の知っておきたい安心情報
ミコノス島の雰囲気と治安
危ない雰囲気は1ミリも感じませんでした。
どこの国もそうですが、現地人より観光客の方が多くなるような場所では「妙に物価が高い」みたいな軽いぼったくりはあっても、本当に問題になるような犯罪は起こりづらいのです。
国や自治体が観光地の警備には力を入れますからね。
ミコノス島のトイレ事情
ミコノスタウンには公衆トイレがほとんどありません。
確認できたのは、テンダーボード発着場近くの1ヶ所だけ。海沿いを道なりに3分ほど進んだところにありました。
トイレの前にチケット券売機が設置してあるタイプです。
使い方は書いてある通りで、
- 上のボタンを押して
- 3秒待って
- 1ユーロを入れて
- 出てくるレシートを取る
出てきたレシートのバーコード部分を、トイレ入り口の読み取り機にかざして、バーを押し込むことでトイレに入ることが出来ます。
公衆トイレは1ヶ所だけでしたが、場所が分かりやすいので、その気になればミコノスタウンのどこからでも10分以内にたどり着くことが出来ます。
また、ミコノス島に限らず、海外のトイレは「飲食店で借りる」が基本です。
カフェやレストランは山ほどあるので、心配な方は立ち寄る度にトイレを借りておくのが良いでしょう。
ミコノス島のお金情報(チップ,クレジットカード)
大半のお土産屋やレストランでクレジットカードを使うことが可能です。
ただ、路地裏の小さなカフェやショップでは、小さすぎる金額(10ユーロ未満)の場合カードを断られる場合があります。
また、ギリシャはチップ文化のある国ですが、カフェやレストランではサービス料が加算されているため、さほどシビアになる必要はありません。
何と言っても大観光地ですから、向こうもチップ文化のないアジア人には慣れています。随分と高いサービス料が追加されていることも多いのです。
船に戻って4日目「サントリーニ島」へ
8時入港、17時出港というゆったりスケジュールのため、ミコノス島を存分に楽しむことが出来ました。
晩御飯は気軽にビュッフェを食べて、明日はいよいよ「サントリーニ島」です。
このエーゲ海クルーズのメインイベントと言っても過言ではないので、期待に胸が高鳴ります。
【1日目】
ノルウェージャンスター出港
【2日目】
コトル(モンテネグロ)
【3日目】
終日航海日
【4日目】(今のページ)
ミコノス島(ギリシャ)
【5日目】
サントリーニ島(ギリシャ)
【6日目】
コルフ島(ギリシャ)
【7日目】
ドブロブニク(クロアチア)
【8日目】
ヴェネチア(イタリア)